熊野三山
世界遺産
世界中の世界遺産から比べると、日本の世界遺産はどうかなと疑問するような場所が多々あるのですが、この世界遺産は世界に誇れる世界遺産だと思います。
熊野本宮大社(クマノホングウタイシャ)
主祭神;家都美御子(ケツミミコ)大神
⇒家=食べ物を意味する。
食や生命力を象徴する神様です。
創建;伝・崇神天皇65年
平成30年、本宮大社ができてから2050年になると言う
熊野三山の一つ。
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称。
世界遺産だけのことはある。
やはり並の神社ではない。
凛としている。
参道の中腹、左側にある祓戸大神にまずお参りをし、身を祓い清めます。
本宮縁起
熊野の神々は自然信仰に根ざしている。
平安時代の末には「浄土への入り口」として多くの皇族や貴族がお参りするようになった。
熊野三山は「よみがえりの聖地」として、多くの人々の信仰を集めている。
全国熊野神社分布表
全国に3000社あると言われている。
不思議に思うのは、お寺の宗派と違って総本山とのつながりがあまりなくって、神社本庁とのつながりが大きいんです。
参拝順路は次のとおり
①第三殿 家津御子大神 =熊野本宮大社
②第二殿 速玉大神 =熊野速玉大社の主祭神
③第一殿 夫須美大神=熊野那智大社の主祭神
④第四殿 天照大神
⑤満山社 (結ひの神 八百萬の神)
なんと、熊野速玉大社も熊野那智大社も
熊野三山の神様をそれぞれ祀っている。
八咫烏
熊野大神のお仕えで、日本を統一した神武天皇を大和の橿原まで
先導したという故事に習い、勝利と導きの神としての信仰があるらしい。3本の足が特徴。
昔の人はカラスを恐れたんでしょうね恐れた動物や自然に対して神は生まれたんでしょうね野菜や果物を作っていると、本当に嫌になりますよ、カラスとの闘いは防御アイテムのなかった昔はどのようにしたのでしょうか
2012年ロンドンオリンピック優勝のなでしこジャパンのサッカーで有名になりました。
天(天神地祇)・地(自然環境)・人
神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示す。
熊野本宮大社の境内に多羅葉(たらよう)の木があります。
木の葉の裏に爪で願い事を書くと文字が浮かび上がります。
この多羅葉の木は、葉書の木・郵便局の木と呼ばれることもあります。と、ご説明をいただいた。なるほど、とすごく感激しました。
途中にある宝物殿は、期待して入ったがたいしたことがなかった。
熊野古道は、教えてもらわないと見逃してしまう。
来られてたほとんどの方が見逃されている。
本当にこんな歩きにくい階段を歩いていたのだろうか。
降りるのはド真剣に怖かった
大斎原
ここに日本人の信仰の原点がある。
暴れる熊野川を鎮めるために祈りの場がおかれたのだ。
自然信仰の始まりの場です。神が舞い降りたという。
本宮大社から歩いて5分ほどのところにある。
熊野本宮大社は、昔そこにあった。
明治22年に起こった大水害で、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の地に遷座したのです。
大黒石
触ると金運が上がるらしい。
八咫ポスト
色が黒い意味は、全ての色を合わせた尊い色で、神の遣いの八咫烏の色であり、本宮の大地を象徴する意味でもあります。
次は、中田食品㈱本社へ行きます。
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2014.10 和歌山県田辺市本宮町本宮1110