納経所 いろいろ
①心がわかってる御寺さん
納経所に、参拝の両替用にと十円玉や一円玉がポリ袋に入れて置いてあった。私の記憶では、八十八ヶ所巡りで1ヵ所だけだった。
人の心を理解したここのお寺に感動してしまった
それまでは、自動販売機でジュースを買ったり、なくなく百円玉や五十円玉をしていた。でも、このお寺さんには、喜んで百円玉を収めた。そうなんです、私はひねくれものです。
この寺は、お賽銭を正しく使ってくださるだろう。
②なんで怒る?
私たちの前の方が、朱印を押してもらってお金を払う場面である。
納経所の人
「合計で\1,800です」と事務的な声が聞こえてきた。
巡礼の人
「お寺によって、\1,800だったり\1,600だったり何が違うのでしょうか」
単純な質問口調でした。
納経所の人に間違っていると言っているのではない。
納経所の人
1つ1つの金額を言って計算し、「合計金額\1,800です」怒り口調でした「ほらちゃんとあってるでしょ計算してみて下さい」
と、文字では表現できない怒り口調でした
巡礼の人
冷静に聞いてください
質問なんです
しかも、この同じ会話が何回も何回も続いた。
なんで怒るの
八十八ヶ所巡りを続けるべきか考え込んだ。
実際にこの時点で、八十八ヵ所巡りは中断しました。しかし、地元の方に観光巡りのついでに八十八ヵ所巡りするという考え方に変えたら?とのアドバイスに納得して、スタンプラリーとして再開しました。
真剣に巡られている方、ごめんなさい。
③休憩?
納経所に入ると、朱印を押してくれている人が2人いた。
1人は、休憩中の札を立てている。
しかし、何をしている訳でもない。
そこに私達が入っていった。
私たちは順番待ちとなった。
すると休憩中の立て札を無言でサッと退けた。
私はこれを無視した。
すると、再び休憩中の立て札を立てた。
しばらくして、別の人が来た。
すると、またサッと無言で休憩中の立て札を退けた。
後から来た人たちは、私たちに何の遠慮もなくそこへ行った。
普通は、「よろしいですか?」と声をかけるだろう。何のために四国八十八ヶ所巡礼しているのかとがっくりしてしまう
納経所の人は、終わると再び休憩中の立て札を立てた。
終始無言だ
何か意味がある。きっと何かある。
いろいろ想像した。
実に楽しい出来事だった