ロンサムワールド
孤独な世界、たった1人の世界、寂しい世界などの訳が考えられる。
この曲に出会って、15年以上経っているが、未だその行間にある暗黒を理解できたかどうかというと怪しいところ。
少し無理しても解説してみたい衝動に駆られた。
この曲は、寂しさ、孤独のような少し思い詰めた思いを感じる言葉や表現が多い。
モノクロ、灰色、罪と罰、殺風景、見失う、消えたなど。
また、エルドラドという言葉のもつ、理想郷としての本来の意味合いと、その現実としての犠牲の多さが表す様に、1人の人間の二元性、特に、極論を行ったり来たりするような感情、状態の境界の狭間が描かれている。
それは、憂愁のルシファーにも現れていている。
ルシファーは、サタンになる前の天使としての名前である。「憂愁の」ルシファーは、私であり、「憂愁の」状態の天使であるので堕ちる目前とも言える。
しかしながら、この物語で「私」は「青い」「箱舟」に乗っており、その背景は、ずっと「夜明け」の太陽に照らされている。
「青い」は、ラストアライアンスにとって、「変わらないために変わり続ける」『生き方』の象徴、「箱舟」は、新たな文明(神話)の象徴、
そして、『夜明け』の太陽が照らす境界、
『太陽』は、現実的な存在として基礎的な象徴である。
彼らにとっての『希望』の曲なのだと思う。
少女にとっては、魔法の様に消えてしまうものであっても。
たった1人ためだけのロンサムワールド。
それは、希望というのは、それぞれの人だけがわかっていればそれでいいのである。