終わりかけの雨のとき


濃霧の向こうに


質量のある風の中で



懐かしいメロディーが


未来からのメッセージを乗せて


帰ってくる



待ち遠しかったわけではなく


忘れていたわけでもない


大好きな音楽が


未来を連れて


帰ってきた



煌めきのプリズムが


僕のひだまりに差し込み


花は新緑を迎えて


その色の重なりに


また煌めきが滴る


新たな命が始まる