浮き足だった何かが


何かのための焦燥が


心に蠢く苛立ちが


静かに燃えている



焼けこげた匂いが


不満足な熱量が


赤黒い何かが


不完全さを現している



憧れは無風の中を


立ち上る垂直な煙


青々とした燃焼の


さらに透明な熱源が


確かに私であるものを燃やす



それは私でなくなったのではない


私は透明の向こう側


虚数の世界への還元であり


消えたのではなく蘇るのである



煙は天を目指し


魂は体を溶かす


真ん中はこちら側にあり


そして、天を見上げるのである



浮き足だった何かが


何かのための焦燥が


心に蠢く苛立ちが


私だったのだ



焼けこげた匂いが


不満足な熱量が


赤黒い何かが


不完全さも私だったのだ



愚かさの中にいれば

「私だったもの」は

分からない「何か」となる

それは、分かりたくないからだ

しかしながら

それは、愚かさの中でしか分からない。


憧れは無風の中を


立ち上る垂直な煙


青々とした燃焼の


さらに透明な熱源が


私であるものを熔かす



煙は天を目指し


魂は体を解かす


真ん中はこちら側にあり


そして、天を見上げるのである