マンガワンで『逆境ナイン』という30年前のギャグ漫画がやっています。
もちろん作者のこれまでの知識や体験、そして漫画家としての技量があってこそなのですが。
いや、これ凄い熱量と直観で描いてない?凄い!!!!と思って、段々笑えなくなっていきました。
色々名言?!を大声で叫びます。
最初は意味がわからないのですが、その意味がわからないものを漫画で読み進めていく、妙な説得力が生まれてきます。
そんなことあり得ない!、また都合よく解決したな!というツッコミも頭をよぎるときもあるのですが、それ以上に、兎に角、謎の説得力と迫力が凄い。そして、これだけ熱血系でありながら、女の子の絵柄が、可愛い。
謎の説得力とは、つまり、思い込みということもできますが、その説得力とは、漫画の中のすべてのひとが、主人公の勢いに飲み込まれていくという過程と言い換えることができます。
兎に角、こうなると決めてやり切ると結果がついてくることです。
そして、逆境を楽しんでいます。
馬鹿みたいに先生の言葉を信じます。
その言葉も思いつきなものもあります。
受け取った主人公が勝手に解釈して、勝手にやり切るのです。その言葉と一体になるほどに。(このが凄い)
野球漫画なのですが、常に廃部の危機です笑
部員が9人しかいません笑
部員が減れば、そうか、今のメンバーでは甲子園に行けない、これから甲子園にいくためのメンバーが集まる!と神がいっているんだ。
という超解釈になります。
30年前は、これがギャグだったわけですが。
今の人はまた印象が違うのではないでしょうか。
主人公は、もちろん凹むことも良くあります。
しかしながら、いつも誰かの『言葉』で立ち上がります。
おもしろいのは、その言葉を発した側が意図した意味合いではなく、常に主人公が受け取り、勝手に解釈し、思い込んだ『言葉』の意味合い、結果になります。
主人公にとって、他者はとても大切ですが、他者から受け取った言葉は、彼の中にある意味合いになります。
ただ、彼の中にあるものを実行しているに過ぎないのです。