もうだいぶ慣れたことだと思っても。
眠れないとどこかを蝕む。
眠れなくても平気だという自分もいるが。
痒さがとまらない夜はやはり辛い。
…
電車の中で少し不思議な現象に出会った。
電車で通勤中、座席に座って『脱人間論』を読んでいると、眠気に襲われた。
うとうとしてしまった。
そのうとうとの夢?の中で、情景が浮かぶ。
あー、寝ていた、今読んでいるあたりにの情景だろうか?と寝ぼけながら、文字に目を移す。
しかしながら、その情景と文章は全く関係がない。
全く関係のない文章を読みながら、うとうととして全く違う情景を見ていた。
その後に感じたことは、それは、未来であり過去でもあるということ。そして、未来と過去のかけらが今にあるということ。
もうその情景は思い出せない、束の間の安らぎのようであった。