もうだいぶ慣れたことだと思っても。


眠れないとどこかを蝕む。


眠れなくても平気だという自分もいるが。


痒さがとまらない夜はやはり辛い。





電車の中で少し不思議な現象に出会った。


電車で通勤中、座席に座って『脱人間論』を読んでいると、眠気に襲われた。


うとうとしてしまった。


そのうとうとの夢?の中で、情景が浮かぶ。


あー、寝ていた、今読んでいるあたりにの情景だろうか?と寝ぼけながら、文字に目を移す。


しかしながら、その情景と文章は全く関係がない。


全く関係のない文章を読みながら、うとうととして全く違う情景を見ていた。


その後に感じたことは、それは、未来であり過去でもあるということ。そして、未来と過去のかけらが今にあるということ。


もうその情景は思い出せない、束の間の安らぎのようであった。