忘れそうになる


『暖かさ』を


思い出す


それは自分のためだった



溺れそうになる


『正しさ』を


遮る


それは誰かのためだった?




前倣えに


右向け右があった頃


それも一つの暖かさ


それも一つの正しさ



その『倣え』が


その『右』が


信じられた頃は


『幸せ』だ。



これは、皮肉ではない。



手がつけられないところでの


『自己責任』という


当たり前をかざすことは


あまりに大人気ない。



それこそ、言葉にせず魅せること


だったはずだ。



言葉は力を持つが


言葉にするとその反作用で


失うものもある。



根がなければ、茎や葉は伸びない。


言葉にできないことを抱えるから


発した言葉に威力があるのだ。