ふと『グレンラガン』というアニメを思い出しました。
『お前を信じる俺を信じろ!』
(主人公が自分を信じられないときに、アニキが言う台詞)
主人公にとってアニキは絶対的な理想だった。
でも、アニキ自身を弱さを持っていた。
彼もまた主人公がいたから、『アニキ』であり得たのでした。
アニキからすれば、お前の方が凄い!と言うのを感じながら『兄』を演じていたのです。
主人公の信じる『兄』を演じていた。
つまりは、
『お前を信じる俺を信じろ』は、『お前が俺を信じてくれているから、俺は俺を信じられるんだ』ということであって、実は『何でもない俺を馬鹿みたいに信じられる、やり続けられるお前の方が凄い』という尊敬と尊敬で成り立っていた関係なんですね。
このアニメでは、『螺旋』をテーマに、『スパイラル』(終わりたいという願い)と闘って、地下から宇宙まで行ってしまいます。
ついでに言うと、次元も超えています。
それが、『螺旋』(遺伝子、歴史…)なんだと。
生と死、絶望と希望、反転、逆説、矛盾が、繰り返し出てきます。
そう、でネタバレですが。
アニキは序盤で死んでしまいます。
私個人的には、「機動戦艦ナデシコ」のダイゴウジガイ(山田次郎)を思い出しました。
いやー今日はマニアックな話ですね。
この「機動戦艦ナデシコ」も、『反転』がテーマですね。
超重い設定をコミカルに描いていて、「えっそんな理論もクソもない方法で解決すんの!?」みたいな軽いのノリで『反転』させていきます。
で、その根源になっていくのが、なぜか序盤で死んでしまう熱血アニメオタクのダイゴウジガイという存在なんですね。
彼はあっさり暗殺されてしまうんですが、そこからずっと彼と友達だった主人公の中で、過剰なほど『熱血』が広がっていき、登場人物全体に波及していきます。
…
『反粒子砲』という、まあブラックホールみたいなのをぶっ放しながら、宇宙に行くという話です。
で、宇宙で出会った人類に似た人たちは、ダイゴウジガイが大好きだったアニメを『宗教』のように信仰している木星人でした。
そのアニメの『熱血』が、信仰として彼らの心を支えていたんですね。
こうして書いてみると結構凄い内容だっただなぁ笑笑
…
話ズレた。
『グレンラガン』のお話でした。