僕らの描く

希望的観測は

あり得ないもの

と思っていた


僕らの過ごした

日常が全て

当たり前のもの

と思っていた


未確認であった

世界の嘘が

未確認に出会って

僕の本当になる


通り過ぎ音も

これからの光も

同じ空の中に


瞬き一つ

切り取った残光

焼き付けた影と


閃き一つ

落ちて叶った

見上げた頃には


消えて誰かの世界へ

宇宙を揺らして



僕らの描く

ありがちな認識は

見たいものだけを

観ている


冷めているのは

覚めたからか


そう、僕も見たいものだけ

観ているにすぎない


瞬き一つ

切り取った残光

焼き付けた願い


涙一つ

落ちて悲った

見上げた頃には

消えていた


誰かの心へ

誰かの宇宙へ

届け

夢幻の如く