彗星色の空を
斜めになった定規で区切る
夢から覚める前は
きっと、そんな気分なんだろう
僕の宇宙が空へと消える
逆さまな世界で
いつもの景色が
朝の旋律を奏でる
冷んやりと静寂が
参道に漂う
早起きの無機質な音
おきまりのパターン
灰色が板について
剥がれなくなった頃
右に咲いていた色さえ
気づけないのならば
心はここにないのさ
今、宇宙決裂、天井転換
空が落ちてくる
夢の続きに
心を叩かれる
地上天国、未来飛行
空が落ちてくる
彗星色した軌跡と
定規で区切られた跡
が繋がる
ゆらゆら揺れる現実
という可能性
言い訳は底において
現実の岸へ向かって
現実の岸へ向かって
神聖幾何学、スリーセブン
模様が落ちてくる
捉えきれない速度で
心は脈打つ
無間瞬間、連続幻想
言葉が落ちてくる
「何もない」が
「何かがあった」ようだ
晩秋色の空を
真っ直ぐな定規で区切る
現実から覚める前は
きっと、そんな気分なんだろう