空に問いかける

「始まりの音はまだ鳴り響いているの?」

「僕たちはどこまできたんだろう?」

瞬く星々の灯り


暗闇が答える

『今もずっとあなたの中に鳴っているよ』

『どこまでも来ているし、離れてなどいないよ』

瞬く町の街灯


僕らは行く

時空という一時の誤差を

永遠と一瞬を繋ぐ意志

をこの星に灯して



「大切なものを無くしてしまったんだ」

『それは何だい?』

「思い出せないんだ」

『大丈夫だよ、あなたでないものなんてないのだから』

月明かりの下 海辺の端を繋ぐ



『まだ思い出したくないのでしょ?』

「そうなのかな」

『そうであってもいいんだよ』

「そうか」

遥かなシリウス星 熱き青い光


僕らは行く

時空という一時の誤差を

永遠と一瞬を繋ぐ意志

をこの星に灯して



「分かったよ。」

『分からないことがね』

「何を選んでいいし、分からないのも、焦らせてくるのも自分なんだ」

『そうそう』

「僕は僕の受け取りたいときに、受け取るよ。」

「『ありがとう』」


僕らはいる

今という時空の誤差を

永遠と一瞬を繋ぐ奇跡

を感じたんだ


生まれた時からずっと