終わりと始まりの交わるとき

「幸せ」は色を変える

誰かにとっての「不幸」が

誰かにとっての「幸せ」になる


どちらも表裏一体

在り方がわかったように思うだけ

何も変わってなどいないんだ

人の心の置き場が変わったんだ


いつかの空の雲が

ある日の抽象画と重なる

三年前に分からなかった心を

知った


彼が描いた激情は

あんなにも赤く燃え上がっていた

目が見えなくとも

光を感じていたに違いない


僕は少しだけ近づけたのだろうか


ある「不幸」の情景が

誰かを理解する「幸せ」を感じる


三年前には味わえない瞬間があった

今僕の「不幸」は「幸せ」と共に

赤く燃えている