カタン   カタン   扉は揺れる

ガタン   ガタン   列車は進む


何度目の夢   目覚めは良くない

憧れが強すぎたんだ

いつまで経っても   見送り側

都合   載せた列車に乗るあなたと


扉が閉じ込める向こう側から

心地よい風と温度



カタン   カタン   扉は揺れる

手を掛けられる   距離は知っていた

がたん   がたん   列車が進む

置いて行く側の眼差しも知っていた


草原の故郷へ   帰りたい

未だ見ぬ世界に   触れてみたい

選ぶ日が来ることも知っていた



カタン   カタン   足音響く

見送り側は   列車を降りる

がたん   がたん   もう聞こえない

僕はやっと僕を始める



がたん   がたん    列車は進む

内も   外も    僕の現実