僕は世界の欠片

を抱きしめた

音の鳴る方へ

耳を澄まして


正しさと距離を置いて

いつか辿り着く場所まで

世界の移ろいを翔ける


麗らかな陽だまりの日々を

忘れたくないと思う衝動を

もう一度味わいたくて

世界の欠片を抱きしめた


貴方は貴方の世界の欠片

を抱きしめる

目に見えぬ所へ

心を揺らして


間違いとも距離を置いて

いつか辿り着く場所まで

世界の理想を賭ける


愛しきものとの出会いの日々を

二度とはない瞬間の情景を

何度でも味わいたくて

世界の欠片を抱きしめる


宇宙に照らされた僕らは

似てるようで違う欠片を集めて

放つ

純粋で単純な声を