か松山旅行 ~坊ちゃん列車 ~ の巻き
運行は1日3便の坊ちゃん列車
予定と運行時間を合わせるのはなかなか難しい。
松山2日目は坊ちゃん列車に乗るか、松山城へ行くかの2択でした。
前回、松山城へ行ったし、今回は坊ちゃん列車だな
飛行機の時間を考えると朝一番の列車に乗らなくてはなりません。
切符は当日の朝8時半から駅舎窓口で販売となります。
(2025年2月当時)
ネットで何かとセット販売で予約できるようでしたが
旅行の予定を決めていなかったので敢えて事前予約しませんでした。

上が乗る列車の乗車順番の整理券で下が乗車券
坊ちゃん列車という名前は、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中で登場人物が利用したこに由来しています。
停車場はすぐに知れた。切符も訳なく買った。乗り込んで見るとマッチ箱のような汽車だ。ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。
マッチ箱のような、は「四角い」と言いたかったのか「小さい」と言いたかったのかわかりませんが、私のイメージする「小さい」よりは大きな客車でした。
乗車時、切符にハサミをいれてくれます
当時の客車を可能な限り再現しているとのこと。
座席は木製で走行音もなかなか大きく振動もそこそこあり
過去にタイムスリップしたような感覚を味わうことができました。
路面電車のため、信号待ちもありました。
その時は少し音が小さくなるので車掌さんが列車についての説明や
周囲の景色(松山城や県庁、市庁の建物など)を説明してくれました。
通りを歩いている方たちの目線も列車に向かっていて
客車の中から手を振ると手を振り替えしてくれました
終点の松山市駅に到着。
列車は道後温泉へ向け折り返し運転となります。
『列車を回転させます。めずらしいので良かったら見ていってください』
という車掌さん。
おもしろそうと見ていると、まさかの人力でくるっと
※油圧ジャッキを使っているんですって。
これは見応えありました
