【BBC “16만 년 만에 혜성 근접…며칠간 육안관측 가능”】
BBC「16万年ぶりに彗星近接・・・数日間 肉眼観察可能」
昨年NASAの小惑星地球衝突最終警告システムによって発見されたアトラス彗星が13日に太陽に最も近い地点(近日点)に到達し、明るさを増しています。
彗星接近中
と密かにテンション上がり中の私にとって見出しの「근접」に「はて」です。
韓国語では接近ではなく近接というのかしら
調べてみましたが、韓国語がこう、日本語がこう、というのではなく
言葉の意味がそれぞれ違いました
近接:近くに接している状態
接近:近づく動作を表す
ニュースの一文です。
전문가들은 지구에서 보이는 이 혜성의 밝기가 정확히 어느 정도일지는 혜성 특성상 예측하기가 어렵지만, 가장 밝게 빛날 때는 금성과 맞먹는 밝기일 수 있고, 올해 보이는 혜성 중 가장 밝을 가능성이 있다고 밝혔습니다.
専門家たちは地球で見られるこの彗星の明るさが正確にどの程度か(彗星の特性上)予測が難しいが、最も明るく輝くときは金星と同じくらいの明るさになるとみられ、今年見える彗星の中で最も明るい可能性があると明らかにした。
日本語が母国語の人が韓国語を勉強すると「お得」と感じる点は漢字語にあります。
なぜなら「漢字1つに読み方1つ(例外を除く)」だからです。
朝鮮半島の歴史を遡ると漢字の読み方が「中国式」と「訓民正音」と2つの読み方があったのですが、1970年以降は「訓民正音」が少しずつ普及し始め、2000年以降に「訓民正音」に統一されました。
だから例えば「山」という漢字が「산(さん)」と読むことを覚えれば、○○山の「山」は「산」と読めばいいのです。
これは漢字を使わない言語が母国語の方たちに比べると非常に有利です。
日本語のように「山」が「さん」と読むか「やま」と読むか悩む必要もありません。
ただし、既に読み方として固定化している言葉(特に四字熟語)や、地名、名前(名字)などはそのまま残りました。
そのため、読み方が2つ以上ある漢字があることはあるのです。
(80~90くらいあると言われています。)
いきなり漢字の話に飛びましたが、だから何なのかというと
「金星」の「金」も読み方が2つ以上あるちょっと珍しい漢字なのです。
韓国籍の方の名字として上位を占める「金」さんや
ソウルにある空港「金浦空港」の「金」は「김(キム)」と読みます。
一方、金属の金や金曜日の「金」は「금(クム)」と読みます。
ニュース内の「金星( きんせい)」は「금성」ですよ、という話です。
脱線しすぎですね
「金」という名字の読み方も、元々は「금」だったそうです。
ところが朝鮮時代の王様の名字は李で「金(Gold)」という姓は李より立派でけしからん、ということで読み方を「김」に変えたと聞きました。
ほんとでしょうか
金浦空港の金は「김」と紹介しましたが、地名には「김」も「금」もあります。
金剛山は「금강산」ですね。
なじみのある漢字ですが、意外と手ごわいヤツです。
このアトラス彗星はとても明るい彗星ですが、日没30分後の高度は最大で2度ほどの超低空にあり、飛行機雲と間違えられることもあるとか。
次の接近は160万年後です。
間違いなく次の接近は見られませんね。
興味のある方はぜひ日没後、西南西の超低空を見てみて下さい。
アストロアース HPより頂きました。
超低空って、どんな感じ?こんな感じです。
山からは絶対に見えないなぁ
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