【2024年夏休み・韓国旅行】

 

20年越しのリベンジを胸に青瓦台の本館を堪能し

正門に辿り着く前に見つけた迎賓館へ向かいました。

 

青瓦台が一般公開され、人気のフォトスポットとなったのが
リベンジ・前編でご紹介した本館の赤絨毯の階段と
外交官が会見したスペースです。
報道官としてステージに立って記念写真を撮ることができるのです。
 
ラブ コレは絶対にやりたい
 
そう思って向かった迎賓館。
 

晩餐会などを開催する場所ですと、20年前に聞いた気がします。

 

そして。

この迎賓館の2階に目的の記者会見場があると思い込んでいたのです。

ところが迎賓館で見学できる開放スペースは1階のみ。

係の方に聞きましたが

チーン 最初から1階しか公開していません

とのこと。

 

う~ん。公開しなくなっちゃったのかなぁキョロキョロ

残念だなぁ。

 

なぜか、なぜかそこで諦めちゃったのです。

今思い返せば、そこでネット検索すれば

お目当ての記者会見スペースは

迎賓館ではなく春秋館にある

ということがわかったはずなのにアセアセ

 

いや、もう、なんたる失態

思い込みって怖いですねー

(こういう大雑把な間違いをやらかすのです。はいショボーン

ただ、言い訳するとしたら本当に暑くて

冷静な判断力がどこかへ行ってしまったようです。

 

とにかく官邸には行こう。
結構な坂を上りながら官邸に向かいます。
 

不老門?
景福宮のツアーでしか行けない庭園の中にあるはずでは?
レプリカなのかなぁ。
謎ですが、とりあえず写真撮りましたニコニコ
 

 

青瓦台官邸(公邸)は本館より奥(北岳山側)にありました。

伝統的な韓屋様式の建物です。大統領と家族が生活する空間でした。

 

 
 
 
建物の中には入れませんが、建物の周りをぐるっと歩くことができます。
20年前はココに案内されていません。
家族も住むプライベート空間ですからね。
そりゃ公開しませんよね。
 
20年前は春秋館から小高い丘を登って
青瓦台本館・別館の外観を見てツアー終了でした。
20~30分くらいだったと思います。
それでも体力を消費するくらい歩いたと記憶しています。
距離ではなく、坂がキツかったアセアセ
木がうっそうと茂って眺望は良くない。
そんなことを思いながら歩いていると
最後に青瓦台の本館と別館がドーンと見渡せる場所に到達し
お~~~、コレがアレですね。感動ラブ
はい、ツアー終了!
という感じでした。
 
 
今回は入口が違うので、前回の見学ツアーを反対から巡る感じです。
官邸の南東側には散策路があるとのこと。
おそらく20年前にツアーで通った散策路みたいな感じかな?
行きたい気持ちはありましたが、快晴だし暑いし既にバテ気味です。
キョロキョロ 今度、冬に来よう
 
そう思い、帰路につくことにしました。
春秋館の門に向かって下り坂を快適に歩いていると
左矢印青瓦台展望台
という案内板が目に入りました。
 
おや、展望台があるなら行ってみようかな
 
そんな軽い気持ちで矢印が指す方向に向かうと
最初から結構な坂道アセアセ
(体感45度くらいです)
 
こんな坂でしたという写真を撮ったつもりでしたが
見返してみると、ありませんアセアセ
いっぱい、いっぱいだったようです。
 
しばらく黙々と歩いたけれど、ただ坂道が続くだけ。
ゴールが見える気配もない。
ガーン もはやプチ登山じゃないか?
 
悩みながら進むと、また
左矢印青瓦台展望台
という案内板があり、780mとありました。
びっくり えええ、この角度の道をあと780m?無理でしょアセアセ
 
悩みます。展望台に行くべきか、戻るべきか。
そんな時、正門を通過して青瓦台本館をバックに写真を撮った
アジュンマ2人組が前方から坂を下りてきました。
 
ニコニコ 暑いわね~。楽しんでる?
キョロキョロ はい。蒸し暑いのがキツイですぅ
ひらめき ホントにね。蒸し暑くなければいい天気なのにね。
 
アジュンマたちの答えが軽快だったので
もしかしたら、この先の道のりは険しくないのかもキョロキョロ
と思いました。
 
が。
全くもって登山でした笑い泣き
ココをさらっと登る韓国の方たちの体力恐るべし
最後は意地で展望台まで行く!と気力だけで登りました。
えーん 完全に山道なんだけど、合ってるのかなコレ
と不安になった時、前方に案内板を見つけました。
 
左矢印青瓦台展望台 200m / 白岳山展望台 500m右矢印
よ~し、あと少し!と思った一方で
キョロキョロ はて。右の白岳山って、北岳山のことよね。
え、もしかして青瓦台の北側にある山を登ってるってこと?
(ホントに登山だったのです)
 
北岳山といえば55年程前に北朝鮮の特殊部隊が侵入し銃撃戦に。
それ以降「青瓦台」の周辺は「北岳山」を含めて軍事統制地域となり
民間人の立ち入りが禁止されるなど、厳重な警備体制になった、はず。
その後、段階的に警備が緩和され、青瓦台見学ツアーも始まったのです。
 
最初から北岳山だと知っていたら、きっと登らなかっただろうケド
時と場合によっては立ち入りできなかった場所に立ってるんだ。
そう思うと、まぁ、結果的に来て良かった爆  笑

 

青瓦台展望台

絶景なのでオススメしたいですが、夏は避けて下さいアセアセ
 

右手前に青瓦台
写真中央左側が景福宮
景福宮の正面(写真上側)から南(写真上側)にまっすぐ伸びる道に
手前から世宗大王、李瞬臣の銅像が見えるか・・・な・・・
 

青瓦台

少しカメラを東にズラすと南山のソウルタワーも一望できます。
 
多分、北岳山の頂上付近まで登ったと思われます。
予想ですが、写真の矢印のあたりかな、とキョロキョロ
 
展望台に到達した達成感をかみしめ
その後は魂が抜けたように無心で来た道を戻ります。
体中の水分が汗で出た状態で春秋館に辿り着きました。
 

 
青瓦台の主要な場所だけなら、ゆっくり見ても2時間くらいです。
展望台に行くなら1~1.5時間追加の予定をして下さい笑い泣き
青瓦台の敷地を隅から隅まで堪能したかったら3~4時間欲しいです。
 

予定外に青瓦台展望台まで行き、春秋館の前で気力を整えていた時

歩数は27,000歩でした笑い泣き

両足の薬指と小指に水ぶくれができました笑い泣き

 

春秋館の入口前にあるベンチで呼吸を整えながら

キョロキョロ 春秋館って何があるのだろう?
と思ったのです。
 
思ったのですが、思っただけで調べなかったアセアセ
その時、何があるのか見てみようキョロキョロ
そう思ったら。
あと30歩も歩けば、記者会見スペースがあることに気づけたはずなのにアセアセ
 
う~ん。またしても大失敗えーん
青瓦台は毎回リベンジ課題をくれるようです笑い泣き
 
 

いや、でも、ホント夏はオススメしません。

何度か夏に訪韓していますが、気温が高くても湿度は低めで

木陰にいれば涼しい感じだったのですが

今年のソウルは日本並みの湿度でしたアセアセアセアセアセアセ

 

 

ですが。

総じて楽しい青瓦台見学でしたニコニコ