先日、韓国の友人と「寄る年波には勝てない」話で盛り上がった時のこと。
あれ、オンニの眉って、薄くなった
う~ん、もともと「マロ」眉なんだけど、薄くなったかな
ペンシルで書き足してるけど、肌に刺激があるのか肌荒れしちゃってね
(わたくし意外と肌は弱いのデス)
それなら「문신」すればいいよ
むむむ。お初にお目にかかります。なんのことでしょ
その場で説明してもらいましたが、一応辞書で調べました。
문신【文身】[出典:NAVER国語辞典]
살갗을 바늘로 찔러 먹물이나 물감으로 글씨, 그림, 무늬 따위를 새김. 또는 그렇게 새긴 것. 보통, 맹세의 표시나 치레 따위를 하느라고 새기며 미개 사회에서는 주술이나 장식의 의도로 행하였다.
(日本語に訳すと)
肉を針で刺して食べ物や絵の具で字、絵、柄などを刻む。またはそのように刻まれたもの。普通、誓いの表示や装いなどをするように刻み、未開社会では呪術や装飾の意図で行った。
刺青
えええ、い、いれずみって刺青が正しいのか入れ墨が正しいのか
それも後で調べるとして、え、いれずみ、デスか
うん。何か問題でも
う~~ん。イメージの問題かなぁ。年代の違いかなぁ。抵抗あるなぁ。
英語のタトゥーをハングル表記した「타투」も使うそうですが
友人曰く
ちょっと違う気がする(個人の意見だけど)
まず、タトゥーを調べてみました。
타투 tattoo [出典:NAVER国語辞典]
갗을 바늘로 찔러서 먹물 등의 물감으로 그림이나 글씨 등의 무늬를 새김. 또는 그렇게 새긴 것
(日本語に訳すと)
皮膚に針を刺して食物などの絵の具で絵や文字などの柄を刻む。又はそのように刻まれたもの
ま、これも「いれずみ」ですよね。
友人曰く「文身」はアートメイクのような軽めのもの
「タトゥー」は「ザ・いれずみ」って感じなのだそうです。
文身イメージ タトゥーイメージ
アートメイクとタトゥーは何が違うのか。
一番大きな違いは針を入れる深さが違うのだそうです。
アートメイクは自然な色に近づけ、あくまでもコンプレックスをカバーすることを重視しているので、皮膚の表皮層という皮膚の表面に色を入れる、と。
タトゥーは基本的に装飾を目的としているため、薄くならないように更に皮膚の深い真皮層という部分まで針を刺して色を入れるのだそうです。
いれずみ/漢字/正しい
で検索すると3点ヒットしました。
【入れ墨・文身・刺青】
なんと、日本でも【文身:いれずみ】を使うんですね。
知りませんでした。
【入れ墨】は刑罰として行われた「いれずみ」を指すようです。
真っ黒な墨を使って識別のための文字や絵を刻んだからだとか。
現在は入れ墨を入れる刑罰は廃止されているため、ファッションで行った刺青を「入れ墨」と表記しても誤りではないそうです。
と、ひとしきり盛り上がった後
オンニ、試してみない
うん。試さない。磨呂のままでいいや
くぅ~~~