【에스컬레이터 손잡이 위에서 ‘발레 점프’…위험천만 곡예】
エスカレーターの手すりの上から「バレージャンプ」・・・危険千万な曲芸
水原駅構内で撮影された映像です。
エスカレーターの手すりに立つ男性、最後は両手を広げてジャンプし床に飛び降りました。
(なぜこんな危ないことするのでしょうね)
この様子を目撃した方によると男性はエスカレーターから降りても捕まえられず人々とぶつかっていたとのこと。
ソウル地下鉄の構内で起きたエスカレーター事故のうち99.6%が
乗客が安全規則を守らなかったことが原因だそうです。
本人はもちろん、他人まで傷つける危険な行為は控えて欲しいと伝えています。
見出しではこの危ない行為を「위험천만」と報じています。
漢字語で【危険千万】だよねぇ と思いながら調べてみました。
위험천만【危險千萬】[出典:NAVER国語辞典]
위험하기 짝이 없음
(日本語に訳すと)
直訳すると危険なことこの上ないこの上なく危険
[-기 짝이 없다] で この上ない
○○천만 [出典:NAVER]
정도(程度)가 심(甚)함을 뜻하는 말.
(日本語に訳すと)
程度がひどいことを意味する言葉
旧漢字が含まれていましたが、日本でも同じ漢字使うのでニュアンスはわかりますね。
ですが、ここで疑問を感じます。
日本語に【危険千万】という言い方、あったかしらん
調べてみました。
日本語で【○○千万】という表現は次の通りです。[出典:goo辞書]
【遺憾千万:いかんせんばん】
物事が思うようにならず、残念でたまらないようす。
非常に心残りであるさま。
【奇怪千万:きかいせんばん】
普通では考えられないくらい不思議なさま。
また、ひどくけしからぬこと。
【笑止千万:しょうしせんばん】
非常にばかばかしいこと、おかしいこと。また、そのさま。
また、いかにも気の毒なさまに用いられることもある。
【不埒先晩:ふらちせんばん】
はなはだしく方や道理から踏み外れていること。
非常にけしからぬこと。
【無礼千万:ぶれいせんばん】
はなはだしく礼儀に外れていること。この上なく失礼なこと。
【迷惑千万:めいさくせんばん】
大変に迷惑なさま
う~ん。やはり日本では【危険千万】とは言わないようです。
「この上なく危険」というしかないのですね。
それにしても日本語は【千万】と書いてなぜ「せんばん」と読むのでしょう。
(「せんばん」と入力して変換すると【千万】と出るのもすごい)
「無礼千万」「笑止千万」など日常生活で耳にすることはほぼありませんが
歌舞伎や活字で時々見聞きするので言葉としては知っているケド
音だけで覚えていたら【千万】って漢字、当てられないですね。
韓国語にもこの言い方があるってこと覚えておこう
蛇足
韓国語で【○○千萬】という言い方で日本にはない表現は
こんなものがあります。
감사천만【感謝千萬】
너무나 감사하여 이루 다 헤아릴 수 없음.
この上なく感謝する
낙심천만【落心千萬】
바라던 일을 이루지 못하여 마음이 몹시 상함.
望みが叶わずこの上なく傷つく
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