【“20대 조난·50대 실족 많아”…서울시, 데이터 기반 산악사고 대책】
「20代遭難・50代 실족 多発」・・・ソウル市データによる山岳事故対策
見出しの「실족(シルチョク)」がわかりません。
ニュース本文はこう書かれています。
서울시가 등산객 산악 사고를 분석한 결과 조난 사고가 가장 많은 나이대는 20대, 실족·추락 사고가 많은 나이대는 50대로 나타났습니다.
ソウル市が登山客の山岳事故を分析した結果、遭難事故が最も多い年齢層は20代、실족・墜落事故の多い年代は50代となりました。
墜落事故と対になっていることから「ねんざ」とか、かな
調べてみました。
실족【失足】[出典:NAVER国語辞典]
발을 헛디딤.
(日本語に訳すと)
足を踏み外すこと。
※ 헛디디다:踏み外す(動詞)
ははぁ。足を踏み外すですか。
韓国語と中国語にはあって、日本語にない漢字語の1つだそうです。
日本語だと「滑落」と訳される場合もあるらしいのですが
「滑落」は山の斜面などを「滑り落ちる」ことを表し
(結構な大事故になるパターンですね)
この「실족【失足】」は漢字の通り「足を失う踏み外す」ことを表すとのこと。
(それでねんざしちゃうと登山継続が困難になりますが命に別状はない程度の事故パターンですね)
실족해서 추락했다.
足を踏み外して墜落した。
なんてパターンも考えられるので、日本語では「滑落」にするか「足を踏み外す」と訳すか状況によって考えなくてはいけませんね。
(字幕で時間制限・文字数制限がある場合は「滑落」強調になるでしょうし)
ちなみに、韓国語には「滑落」という漢字語がないのだそうです
韓国語も「滑落」は「滑落」なのかと思い調べてみたらヒットせず
強いて近い言葉を探すと
미끄럽다
滑る
かな、と
たしかにニュース本文には「실족【失足】・추락【墜落】」事故とあります。
「墜落」って山岳事故で使わないよね
と思いましたが、そうですか、「滑落」という漢字語がありませんか。
同じ漢字語圏でも同じ漢字語があったりなかったり、おもしろいですね。
涼しくなり紅葉もボチボチ始まり、登山にはよい季節となりました。
高尾山も週末は多くの方でごった返しています。
基本的に気楽に楽しめる山ですが、そんな高尾山クラス(599m)でも遭難事故は発生しています。
何かおかしいなと感じたら、無理せず引き返したり救助を求めて下さい。
それから都会より寒いですから、防寒対策をお忘れなく。
ぜひ山を楽しんで下さい。
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