【1대 끄는데 84명…소방력 빨아들이는 전기차 화재】
1台消すのに84名・・・消防力を 빨아들이는 電気車火災
電気自動車(このニュースでは電気車といっています)は
火災が発生すると消火活動に人も時間も必要だと伝えています。
まずニュースの見出しにある[빨아들이다]は
吸う、吸い込む、吸い取る、吸引する
という意味です。
そのまま直訳すると日本語としてはイマイチなので
消防力を必要とする電気車火災
というとこでしょうか。
[빨아들이다] はこの他に、こんな使い方があります。
심장을 빨아들이다
心臓を吸い込まれる
心を完全に捕らえられる
日本語としては「心酔する」が当てはまるかな。
「心が酔う」という日本語も好きですけど(夢中になるという意味)
「心臓を吸い込まれる」って韓国語の言い方も、いいですね。
これはちょっと使ってみたい言い回しです
ニュースの出だしはこうでした。
전기차 화재 증가…'열 폭주'에 속수무책
電気車火災増加・・・「熱爆走」に속수무책
속수무책【束手無策】
手を束ねても対応無策ということ
お手上げ、なすすべを知らない、なすすべがない、
途方に暮れること、手をこまねくこと
(ドラマでもニュースでも良く出てきます)
ニュースの概略です。
ソウルのテスラサービスで車両火災が発生。
消火活動にあたった消防署の報告書によると、
車両1台の消火に動員された人数は65人(消防52、警察11、区役所2)
消防車両27台(うち2台は救急)
所要時間:約4時間
「バッテリーから熱爆走しながら車両火災」とのこと。
その2日後に再びテスラ車火災が発生し、消防は人員50人と
消防車両17台を投入。
市民が窓を壊して運転手を救出しましたが、
救助が少しでも遅かったら危険な状態だったとのこと。
「運転手をなんとか引き出した途端、映画のように車が爆発した」
という目撃証言があるほど緊迫した状況でした。
ガソリン車(ニュースでは内燃機関車と報じています)の火災でも
数十人の人員、消防車両が動員されることもありますが
到着してそれほど時間がかからずに鎮圧できるとのこと。
電気自動車では平均して動員される人員は33.4名
消火に必要な水は2万リットル以上とされています。
最近では電気自動車を水に丸ごと浸して火を消す方法が試みられています。
「移動式水槽」方式と呼ばれています。
(火がついている車をどうやって水槽に浸すのか疑問ですが)
電気自動車のバッテリーはリチウムイオン電池よね。
リチウムイオン電池といえば電気自動車に限らず
・小型電子機器、モバイルバッテリーの発火事故
・ゴミ収集車や集積場の火災
・航空機の出火
など、発火・炎上がたびたび問題になっていますね。
モバイルバッテリーはそもそもが小さいので大事故にはなりにくいですが
自動車、航空機などは積載しているバッテリーが大型化しているので
火災となると大事故に繋がりかねないのですね。
技術の進歩にプラス面とマイナス面はつきものですが
このマイナス面への対処方法が見つかることを願います。
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