研修にて『話すの上手いよね』
と言われ天狗になってるワタシです。
おはようございます。
連日のサッカー観戦で体力はガタ落ちですが
精神的に楽しくて仕方ありません。
研修にて。
スピーチ練習の時間帯がありました。
お題は
『今までで一番感動した話』
研修に参加している方が若い方ばかりだったので
(中途採用の年齢が恐ろしいほど下がったと
教育部のお姉さんも驚いていました)
人前で話す機会があまりなかったらしく
そもそも前に出て話すことに緊張
というかわいらしい雰囲気でした。
さて。
ワタシは当然サッカーの話です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1997年の話です。
当時の日本はワールドカップ出場経験がありませんでした。
アジア地区予選を勝ち抜けることができなかったのです。
アジア地区の最大のライバルであった韓国代表。
韓国に勝たないと
韓国に勝てるチーム力がないと
ワールドカップにはいけないだろうと
専門家たちは酷評してました。
そんな中、2002年のワールドカップが
ワールドカップ史上初の日韓同時開催に決まりました。
ワールドカップに出場したことない国(日本)が開催国
笑わせるなという雰囲気も出る中で
サッカー後進国と呼ばれる汚名を晴らすべく
日本代表にとって1998年の仏ワールドカップ出場は必須となり
精神的に追い詰められる雰囲気の中で迎えた
日本での日韓戦。
(アジア地区予選での日韓戦です。)
場所は聖地・国立競技場
ワタシも応援に駆けつけます
(徹夜でチケット取りました。5分で完売しましたね。)
会場はピリピリ感120%です。
ゴール裏は完全隔離です。
韓国チームのゴール裏に日本チームのサポーターが入らないようにと
厳重警戒される物々しい雰囲気です。
しかし。。。
韓国の壁は厚く
またしても日本は韓国に屈したのです。
日本チームのゴール裏(熱い人たちが多くいるところ)から
日本代表に罵声が飛び交う中
ふと見ると
韓国チームのゴール裏に何かが掲げられました。
一緒にフランスへ行こう
日本語で書かれた横断幕です。
日本チームのゴール裏が一瞬静まりかえり
活気を取り戻した日本サポーターたちは
韓国チームのサポーターとエール交換をし
競技場は感動の渦に包まれました。
(ワタシは感動のあまり号泣です)
しかし。。。
韓国サポーターの暖かい応援を受けるも
日本代表はアジア地区2位の座を獲得できず
アジア・オセアニア地区3位決定戦までもつれ込み
奇跡の逆転勝ちをした日本は
初のワールドカップ出場をつかみ取りました。
ワタシの中でワールドカップというと
あの日、あの時の国立競技場が思い出されます。
あの時の気持ちを忘れずに
今夜の最終戦、ぜひとも勝って決勝トーナメントへ
頑張れ日本
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<余談>
この日韓戦で韓国代表チームの洪明甫選手に心を奪われ
彼と話したいために韓国語の勉強を始めた
日本サポーターのワタシです
懐かしいですね。