入院(2012/12/31) | melanoma治療記

melanoma治療記

2008年に日本人には比較的珍しい腫瘍である悪性黒色腫と診断され、それから3年後に脳に転移が見つかり治療中です。ガンマナイフ、ノバリス、樹状細胞療法、標準の化学療法などを受けています。少しでも同じ病気の方の参考になればと思い始めました。

こんばんは
もうすぐ、年があけます。
今年一年、
いろんなことがありました。
同じ病気の方へ少しでも
情報提供ができればと、
始めたブログでしたが、
いつの間にか情報を頂いたり
励まして頂いたり
支えて頂いたりして
私の大事なものになりました。
ありがとうございますドキドキドキドキ
さて、近況です。
30日夕方、救急外来を受診し、
入院しました。
結論は、肝臓の新しい腫瘍からの出血
今度は腹膜のなかに?
2ℓほどたまったらしいです。

近頃熱がでたり、
なんかお腹あたりに圧迫感があり、
パジャマのウエストのゴムさえ、
ちょっとくるしいような感じになり
昨日の夜ピークになりました。

前回のような、
背中の痛みや吐き気はなかったし、
むしろ肩や脇腹が痛かったので、
首のヘルニアの悪化かな?
あわせて胃もおかしいと。
自分では、
それほど緊急性のある痛みにも
思えなかったから、
朝はボルタレンをのみ、
胃が痛いと思い、
胃薬をのみ、
治らないから
夕方ロキソニンと胃薬をのみ、
様子をみていました。

横になって休もうとすると、
お腹の痛みが増すので
その時点で
気がつけばよかったのですが、
血液が
臓器から外にもれて腹膜などにつくとこういう痛みがでるとは知らないし。
常に
前回みたいな痛みがあるわけでなく
まだ、我慢できる範囲の痛みで
楽しみしていた約束も二つもあったし、まだ、いけるかな?と。

でも、
気晴らしに料理なんかしているうちに
脳貧血で倒れる時みたいな
油汗や吐き気、
血の気がひく感じになり、
急いで受診しました。

混んでいて、少し待ちましたが
早めにいれてもらい
採血、エコー、造影CTで
輸血が始まり、
この頃には、検査台に移る時も
体を持ち上げてもらうだけで
とんでもない激痛で
前回と違って短く鋭い痛みでした。
すぐにこの前やった塞栓術、
TAEをしてもらい止血。

年末の夜に、病院のスタッフの皆様に
命を救ってもらいました。

今は、床上安静で、天井をみています
出てしまった血液が腹膜にあたると
痛みがあり、数日しないと吸収されないのだそうです。
でも、じっとしていると
痛みはほとんどないです。
肩や脇腹の痛みも消えました。
痛み止めの点滴は
して頂いてますが。

首をうかせたりして少しでも腹圧が
かかると激痛がはしります。
なので、小さな声になり、お行儀よく
なります。
まるで病人なので、
今日きた天然娘も
泣き出してしまいました。
ごめんね。

よいこともあります。
今回はまだDICは発症していません。
あと、個室に入れたのでよかったです
バカホンの寝息を聞きながら
年を越すのも、悪くないかもです。
では、よいお年を(^。^)