播種性血管内凝固症候群(2012/10/7その3) | melanoma治療記

melanoma治療記

2008年に日本人には比較的珍しい腫瘍である悪性黒色腫と診断され、それから3年後に脳に転移が見つかり治療中です。ガンマナイフ、ノバリス、樹状細胞療法、標準の化学療法などを受けています。少しでも同じ病気の方の参考になればと思い始めました。

播種性血管内凝固症候群目
この言葉、何回か説明して頂いて、
生命に関わることはわかったのですが、
私には、
今ひとつ意味がわかっていませんはてなマーク
播種性血管内凝固症候群
DICと略すみたいです。
凝固因子や血小板が減少し、
出血しやすい状態にあること。

抗がん剤で血小板が減少したのかと
勝手に思ったのですが
違っていて、

腫瘍内で出血したから
止めなくちゃって
そこに多くの凝固因子や血小板が
大集合して、
身体の方が薄くなった?
(簡単に言うとそういう感じ、
と言われました。)
かつ
説明・同意書には、
全身の細小血管内に
微小血栓が形成され
血流の流れが障害され、
出血傾向や臓器の機能不全を
生じる病態です。
血をかたまりにくくするフサンを
投与します。
とあり、そういう説明を受けました。

で、
止血剤のトランサミンと
さらさらになるフサンを
入れていただいていたってことです。
photo:01


フサンの方はずっと長く、
ゆっくりおちるように
設定されていました。

わかったようで、
わからなくて、イメージできずしょぼん
お部屋では
ネットも繋がらないし、
まあ、一応今は、脱したから
私の中では終了です

興味のある方は
又、調べてみて下さいね。
ただ
メラノーマという
多血性の腫瘍に於いては
何度も起こるだろうし
命とりになるものであることは
間違いなさそうです。

こうして、日曜日から水曜日までは、
ご飯なし点滴のみでも痩せることなく
過ごしましたニコニコ
水曜日の採血では、血小板は
少し増えましたが
LDHは900越えでしたし
血が止まってないようで
水曜日のCT.木曜日のMRIでも
日曜日よりも少し、
大きくなっているとのことでした。
でも、木曜日からご飯は
もらえました
photo:02


毎日採血して
そのまま一週間が過ぎ
血管もこりこりになった頃
採血結果が良くなったのか

フサンも2日の火曜日には終わり
3日水曜日のCTでは
もう腫瘍は
大きくはなっていなくて
すこし、しぼみはじめて
一応安心しました。
血液は
体に吸収されしぼんでいく
らしいです。

脳の方も少し縮んだのか
膝から上がかなり
動くようになりましたクラッカー
足首から下はまだですが

腫瘍は小さくても
きっと神経の上なのでしょう。
今回頭痛はなかったですしね。
一回一回違うものですね。

長くなりました。
ごめんなさい。
病院の夜は長くて。
昨日は、友人が持ってきてくれた
リセット、読破しました。
面白かったあ
ありがとうございます。