今日空手の昇段審査会があり初段を取れた。
初めて空手をしたのは18歳だから、随分長い月日を要している。
実は何十年も前に検定を受ける機会があったが、その数日前に腰痛を起こし断念したことがある。
そう言う意味では昭和平成令和といかず、昭和平成で済むことになった。
令和になる一歩手前で取れたことになる。
審査会には試割と形がある。
板なんて割ったことが無かったが、2枚を割った。
4枚になった板を記念に渡された。1枚が意外と分厚い。
勢いがつきすぎ、板を乗せているレンガとレンガの間に腕が入り込んでしまう。
体育館に俺の気合が響いた。
笑ってしまうが右手が腫れる。師範にそれを隠していたが、師範に5枚は割れると後で言われる。
形は相当稽古したつもりだったが、危うく間違えるところだった。
知ったつもり分かったつもりの驕りが、実は精度を著しく低下させる。緊張はしていたが魔の手のようにやってくる。
審査会が終わり上段者と組手の稽古をした。
上段者に向き合った途端、俺はその圧力で吹き飛ばされていた。
ダンプカーに衝突したみたいだった。
空手の奥の深さを垣間見た1日だった。