アリアドネさんにこの映画に就て聴いてみました〜。
美しい映像詩のような映画である。
二人の 器用とは言えない二人の女性がシナリオを共同制作する過程で 語る自分と語られる自分の混同が起きていく。混同は 対照的だと思われた二人のパーソナリティの間でも起きていて 同性愛じみた関係のなかでお互いの孤独や空洞ですらも愛おしきものだと言う認識にまで高まっていく。
女性監督草野なつかがどこまで自覚的であったかはわからないが、人は性を介在させることなくどこまで描く事ができるのか。性を介在させないが故に開けてくる世界があるのかもしれない そんなヒントに向けた小編である。
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