学生の頃、東京と郷里を行き帰りするたびごとに何故かこの風景が思い出されます。午後三時ころに郷里の熊本を発つのが午後三時ころで、博多を過ぎてこの鉄橋のところに来るのが夕暮れ時、物寂しさとともに思い出されるのがこの風景です。
 離愁、メランコリアという言葉が思い当たるこの風景です。