長野久義
この様な形で移籍できる長野選手は
本当に良い運を持っているのでしょう。
そして、この報道を耳にしたとき
長野選手らしいトレードだと
思いました。
確かに不本意な
カープ在籍4年だったでしょうが
彼はベンチでいつも元気でした。
控えであっても
ベンチで多くの選手と和やかに
そして攻守交代の時など
一番にベンチを飛び出し
選手を激励する姿を見るにつけ
本当に素晴らしい選手だと
思ったものです。
二軍に降格しても
出場する試合で
常に全力で結果を出し
多くの若手に
手本となる選手でした。
高二軍監督も
そんな長野を何とか一軍に…
そう思って
起用していたと思います。
そんな長野選手に対して
カープファンで悪く言う人は
いなかったと思います。
彼のカープ時代での成績低迷は
出場試合数の少なさからくる
選手としての
リズムを掴めなかったことが
大きいと感じました。
移籍１年目
彼のスイングを見た時に
素人乍ら私には
強い力を感じませんでした。
それだけ巨人時代の長野選手とは
スイングが全く違う…
そう思ったものです。
しかし移籍2年目
全盛時の力強いスイングが復活し
「今年の長野はやる」
そう確信しました。
しかしチーム事情から
スタメンもままならず
好調時にスタメン落ちするなど
難しい起用に長野本来の凄さを
見れないことに起用法に
疑問を持ったものです。
その後、代打起用が増えたのですが
広角に打ち分ける
長野の特徴が見えてきて
さあ、これから…と思うと
コロナ感染により
出場できない状況を迎えるなど
不運も重なりました。
しかし、今回の巨人への移籍は
そのカープ時代の4年間で得た
多くの苦労が生かされるものだと
思います。
巨人でも代打中心の起用か
たまにはスタメン…ということが
多いとは思いますが
長野選手には、しっかりと準備を行い
また、あの嫌らしい打撃技術を
見せて欲しいものです。
どちらかと言うと
カープ戦では強かったという
イメージのある長野選手…
マツダスタジアムに凱旋したとき
多くのカープファンから
大拍手が起こり
その後、痛打で悲鳴に変わっても
カープファンは温かくエールを
贈ると思います。
それが長野久義選手の
誰からも愛される人柄から
来るものだと思いますから。
長野選手には
来期は完全燃焼の一年にして
またいつの日か将来
カープを違う形で助けて欲しいと
願うものです。
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