余命宣告には賛否あります。
最近は本人に直接、医師から伝えることが
多いと耳にします。
私も父のとき、本人を前に医師が言いました。
「来年の桜が咲く頃までですね」
父が私に
「ワシは最近、耳が遠くなったから
先生の言う意味がわからない」
この言葉は無情で
同席した私も唖然としました。
まさか、余命宣告を本人を前にして
こうもあっさり
言うとは思わなかったからです。
それから、家族として本人の助かる方法を
考え、医師に伝えると
「あんたB29に竹槍で攻撃するのか」と
無碍にされたものです。
考えて見ると
患者側は医師に逆らえません。
命を預けているからです。
その時は
医師とのパイプも無く
正直、無抵抗にならざるを得ませんでした。
そこから主治医
ホームドクターの重要性を知り
今では数名の医師との付き合いになったのです。
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