人間は必ず歳を取ります。
いつまでも元気で若いと思っても
月日のながれと同時に
確実に増えているのは年齢です。
若い時は傍若無人な振る舞いが
許されても
ある程度の年齢に達すると
常識外れの世間知らず
と言われることもあります。
実年齢と精神年齢の違いも
歳を重ねることで理解できます。
義務教育や学生時代は同学年であっても
社会に出ることで、人間の成長は知らず知らずに
差が拡がることもあります。
身体にも当然大きな差が生まれます。
健康な人と病弱な人です。
何歳になっても病気知らずで
老いても、手術も大病もしたことの無い人
意外や多いものです。
しかしながら人間は確実に最期を迎えます。
どんなに健康に気を配り
どんなに人から尊敬の眼差しを持たれても
どんなに憎まれても
人間は最期を迎えます。
その様な境涯に
なぜ、人間として生まれる必要があったのか
と言われる人がいます。
御釈迦様は人間には108の煩悩があると
言われました。
また神様には八百万(やおよろず)の
神がいると言われます。
人間として生まれることは
108の煩悩と八百万の神から
声なき声を聞き
この世に体現するために生かされているのだと
私は思います。
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