昨年、ついに開花した…と思った。
今年は盤石のレギュラー、と信じたが
どうもこれまでの予感がする。
今年のこれまでの堂林くん。
精彩がまったくない。
カープで華のある選手だったが
それを感じない。
終盤の守備固めで出て来る選手。
それが堂林くんのポジションになったようだ。
スイングに力強さが見えないだけに
チャンスでの併殺打…という印象が
私には強い。
町田打撃コーチの時代…
堂林に強いスイングを求め
三振をしても良い…とにかく振れと
我武者羅に打席で振り回した堂林。
野村監督の次世代の大砲候補にして
強化指定選手として
激しい練習を課せられ多くの期待を一身に集めた。
球団グッズの貢献度は計り知れず
群をぬく売り上げをしたのは
ファンからも大きな期待を受けた証拠。
一、二軍を繰り返した緒方監督時代
他球団からトレードの申し込みが殺到するも
カープは人気と潜在能力の高さ…
なかでも右の長距離砲としての能力開花に
魅力を感じ、すべて断ったと聞く。
そして昨年
佐々岡監督就任で期待以上の働きをし
やっと堂林が本物のレギュラーになり
チームに欠かせない存在に上り詰めた…
と思った。
それだけに今年は大きな期待をしていた。
サードからの送球に難はあるものの
新井が抜けたあとから続いた
サードの日本人レギュラーの定着に
本当に期待したものである。
開幕前に体調不良から欠場が懸念されたとき
堂林の不在は大きい…と耳にした。
それだけ今年も堂林に掛かる期待は
大きなものだった。
しかし昨日現在、コロナ過で大きな戦力ダウンが
叫ばれるカープの野手陣で
堂林の立ち位置は、完全なるレギュラーではなかった。
これが現在の堂林の置かれた立場。
残念である。
もう堂林に期待するのは無駄なのか？
もう一度、華のある堂林くんを見たいものである。