先日、福山で行われた橋下さんの講演で
白票の話をしたのだが
その後、うちに来られた読者の方が
白票よりも大きな力を示すのが
「該当者なし」と投票用紙に記入し投票することが
実は有効な方法だと語られた。
その人いわく
白票であれば、記入漏れなどの投票ミスと判断され
生きた票にならない可能性が高い。
しかし、「該当者なし」という書き込みを行った投票用紙が出てくると、さすがに無視が出来なくなる。
というものである。
確かに考えて見れば、いくら選挙管理委員会などが口封じしても
他人の口に戸は立てられない。
ましてや有効投票数は発表されるわけで、そのなかで無効票もありましたなどと、お茶を濁せば
「該当者なし」と、記入した人は黙っていないであろう。
仕方なしに投票する人よりも、「該当者なし」と投票する人は、相当な思いから投票所に足を運んでいるため、それなりの信念も持ち合わせているはず。
皆さんも、良い候補がいないから選挙に行かないとか言わずに
自分の意志を権利である投票用紙にぶつけてみることが
この国を動かす秘策になる可能性が高いことを
知ってほしい、と感じたものである。