葬儀を行う人は
大半の人が不安に思っているようです。
葬儀への不安…
これはいったい、どの様なことなのか…
「お金がいくら掛かるのか」
「どうすれば良いのか」
一番大きな不安は
「お金」です。
葬儀費用を大きく分けると
1、葬儀社に支払う費用
2、宗教者へ支払う、お布施やお礼
3、通夜と葬儀の飲食費用
などになります。
このなかで、3の飲食費用は
比較的大きな存在ではないようです。
(飲食は日常的なことだからでしょうね)
しかし…1、2に関しては、非日常的なことだけに
多くの方が敏感になります。
なかには、葬儀費用に宗教者のお礼が含まれている
と思っている人が、意外や多く存在するんです。
(ここが、葬儀社の常識と、当家の常識の大きな違いでもあります)
葬儀費用は、故人に供する費用と
残された遺族に供する費用に大別されます。
故人に供する費用とは
祭壇、霊柩車、棺おけ、骨つぼ、などです。
一方…遺族に供する費用とは
飲食費、タクシーやマイクロバスの代金、供花物、会葬御礼などです。
実は葬儀費用に大きなウエートを占めるのが
この「遺族に供する費用」なのです。
最近主流の「家族葬」
これが廉価である、と言われる理由は
家族や近しい親族で行う葬儀のため
「遺族に供する費用」が、大きな出費を要さないからなのです。
葬儀は参列される人が少ないと
費用が掛からない…そう思って間違いありません。
しかし、その分…当然のように
香典という
遺族への収入が少なくなるので、遺族の自己資金が必要となるのも事実です。
次回は
宗教者への
お布施やお礼について