昨日は、広島市内唯一の国宝である不動院にて
薬師如来大祭が行われた。
この薬師如来大祭に参加して20年になるのだが、昨年までの3年間は金堂修復工事が行われていたため、一時中断していた。
しかし、3年間の空白はあったものの、昨日は500名以上の老若男女が参拝され賑やかさを復活させる記念すべき日でもあった。
毎年この時期は、不動院を取り巻く新緑がきれいでもあり、また雲ひとつない快晴に恵まれた。
私は毎年、蕎麦コーナーにて手伝いをしているため、大法要や琴の演奏を間じかに見ることが出来ないのだが、さすがは国宝寺院であるだけに、境内では裏千家による茶の接待や、華道の素晴らしさに触れることができる文化に、日本古来の伝統を感じる一日でもある。
この薬師如来大祭は、毎年5月5日に行われている。
来年も多くの人に参拝してほしいと思う。