今年の締めくくりの日を迎えました。
朝早く社員が、今日の葬儀会場へ向かいました。
事故なく そして滞りなく 当家の方に感謝される仕事を全うしてほしいと願います。
昨日の朝・・・今年の反省点をふくめ 私の自戒もこめ 社員に話をしました。
内容的には、もっと人間力を高め、「あなたにお願いしてよかった・・・」と思い 思われる会社にしていこう・・・という話です。
今年大きく成長した社員・・・
しかし まだまだ多くの人から認められるまでには達していません。
この葬儀の仕事は、本当に奥が深く 安易な仕事ではありません。
仕事に慣れる・・・
これはこれで大切なことですが、ただ仕事と捉えていては 真の信頼は築けません。
多くの葬儀社が存在するなか、私の会社は常に・・・緊張感を持つことの大切さを一番にしています。
しかし人間ですから、常の緊張感を持続することは 本当に大変だということを私自身が知っています。
でも・・・持ち続けてほしいと願っています。
今年は3月に東日本大震災が発生しました。
私も気仙沼市に二度慰問しましたが、本当に大変な出来事でした。
これからの復興も時間を要すでしょうが、わたし自身を含め微力ながら これからも支援していく覚悟です。
テレビや報道では伝わらないものが、現地で目にふれ 耳にしました。
同行された人が語られた 「人間は五感でかんじるもの・・・」まさにそう思いました。
日常当たり前にあった風景が無くなり、互いに挨拶し ふれあえた人も亡くなり、文化や歴史が破壊された空しさ・・・
正義感だけで人を支えることは出来ないかもしれませんが、多少なりとも同じ人間として この日本社会で共存するのであれば 支えあう人間力は必要だと私は思います。
来年も 今年以上に人間力を高め、仕事と日本復興を大義に精進していくつもりです。
今年も 多くの人のお陰で生きてこれました。
本当に感謝申し上げます。