毎年…私の顔を見たら
そう言われるご婦人がお一人おられます。
息子さんは私と同い年…
普通であれば…何ら心配はいりません。
しかし…少し事情があります。
その方は…私に喪主も依頼されて来ました。
葬儀費用も50万円預かって3年になります。
タイトルの言葉…いつも言われます。
そのたびに答えるのが…
心配しんさんな…
イザとなったら、社員もおるし
ワシの息子もいるから・・・
でも…不安らしいです。
先日の説明会でも
「あんた…息子はどこにおるん…
ホンマに息子は葬儀屋を継ぐんネ…」
と、心配されてました。
「間違い無いから・・・
来年の4月にはウチの社員になっているから
キチンと会わすから・・・心配しんさんな」
しかし…そうは言ったものの
人間は年齢順に亡くなる保証はないし
会社も未来永劫に存続する保証もない…
これは重たい責任を預かったなと
思うと同時に、その方が亡くなる日まで…
葬儀屋として…
人間として…
正しい人生を歩んで行きたいと
感じています…
それが…そのご婦人の期待に
唯一…応える答えかな・・・