親も子に育てられている | Sunny Days 

Sunny Days 

ご無沙汰してます。
ブログは時間を見つけて少しずつ読み返しては消していきますので、ご了承くださいませ。

大和君の退院ニュースを観て

涙が出ちゃいます。

 

こんな小さくてかわいい子が

厳しい状況で

本当によく頑張りました。

 

小さいけど、なんてたくましい命。

この子をあやうく失いそうになったご家族は

それこそ生きた心地のしない日々を送ったことでしょうね。

 

テリーを思い出します。

この子の小さいころには本当に手を焼きました。

というか、今思い返してみると

私たちが今よりももっと未熟だったんだと思います。

テリーは素直で頑張り屋さんで

意地っ張りで頑固。

そして神経質な一面もあり、人を気遣う子でもあります。

 

この、頑固な面を

当時の私はわかってやれなかった・・・。

なぜテリーがそれほどまでに我を通そうとするのかを

もっとテリーのいうことに耳を傾ければ良かった。

もっとテリーの気持ちに寄り添って考えれば良かった。

どうにも煮詰まって、

テリーを玄関から追い出したり、

逆に、私が玄関から出て、頭を冷やす時も。

・・・なんで外まで出てたんだろう、私(笑)

別の部屋でよくね?(呆)

 

ていうか、私はどうでもいいのです。

 

なぜあんなにかわいくて、いい子だったテリーを

外に放り出すような馬鹿な真似をしたんだろうと

時々思い出しては激しい後悔に襲われるのです。

本当に馬鹿でした。

当時の私を打ち据えてやりたいくらいです。

そして危なかったかもしれません。

危険な人物がテリーを力づくでさらったとしたら、と

こんなことも想像できないほど、

私はどうしようもないほどの大馬鹿でした。

 

それに、

きっとテリーのプライドを傷つけたと思います。

玄関から出れば、すぐ通りがあり、

もしかしたら友達が通りかかったりしたかもしれません。

テリーに惨めな思いをさせたと思うと、

本当に恥ずかしい思いをさせたと思うと

今更ながらですが、こんな親ですまなかった

本当に申し訳ないことをしたと、

心から謝りたいです。

 

実際、あるきっかけがあり、謝ったことがあります。

テリーの中で、私たちに対してくすぶった気持ちを持ち続けるのは

テリー自身がとても苦しいんだろうと思い、

私たちが苦しいのは自業自得ですが

子が理不尽なことで苦しむのは、子にとって不幸と思いました。

 

もう成長したテリーは遠く離れています。

lineや電話でも話すと

頼もしくなったなあとうれしく思う反面、

寂しい気持ちもあります。

 

この子には教えられてばかりです。

いずれカーリーやサニーもそのうち自立していくのでしょう。

そばで見ていられるのも、もうそんなに長くありません。

親子が一緒にいられる時間は意外と少ないものです。

巣立つまでは十分に気持ちを伝えたいと思います。

どんなに大事に思っているか、

どんなにあなたたちが大切な存在か、

素晴らしい人間か、

自信をもって巣立っていけるようになってほしいです。

 

子が親を親にしてくれるんですね。

まだなりきれてない部分が多くありますが

子に感謝して余生を送りたいです(早いか)