遺産分割協議は、
共同相続人全員で話し合いをして分割内容を決定しますが、
実際は、
全員がそろって話し合いをすることは稀ではないでしょうか。
昔と違って、
兄弟の生活の所在は、決して近くありませんし、
なかなか集まれません。
一般的には、電話やメール、LINE、FBメッセージなどでしょうか。
疎遠の相続人や、新発見の相続人などには 手紙 が今でもよく使われます。
遺産分割協議はいろんな感情がぶつかりますし、
もめごとに発展することもあって、
慎重に慎重を重ねて非常に時間がかかる場合があります。
停滞して、数か月程度全く話が進まないことも良くあります。
しかし、年末年始には、加速度的に話が進む場合があります。
年をまたぎたくない。
重い気持ちのまま正月を迎えたくない。
すっきりしておきたい。
ということで、
何とか今年中に・・・・・・
ということで、
長引きそうだな~ これむずかしいだろうな~
と 思ってた案件が、
今日、2件 も 落着しました。
理由は、
先程のとおり、
春ごろから、なかなかハンコ押さなかった 弟さんから、
今年中に、終わろうさ と、 歩み寄ってきたと。
相談者の方も、
「弟は、いつか押してくれると思ってた、なんか、つっかえてたものが、取れた」 と、
すがすがしい表情でした。
いいお正月が むかえられそうですね。
私は、今回は何も、してませんが、
無理やり対策を打つよりも、
信じて待つのも、大切ですね。
相続書士® 青木克博