五個荘近江商人屋敷藤井彦四郎邸[東近江市](34.5.25) | オレンジの普通でHappyLife♪

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2015年7月に主人の転勤で大阪へ。
その後は埼玉(東京勤務)→金沢→埼玉(東京勤務)→金沢→大阪と毎年引っ越し転勤生活。
いつまで住めるかわからないので、後悔なく転勤先を楽しみたいです♪


この日は五個荘近江商人屋敷3館共通券を買って見学しました。
昨日は最後に見学した中江準五郎邸の記事をアップしましたが、今日はランチの後最初に見学したお屋敷の記事をアップします。

五個荘近江商人屋敷藤井彦四郎邸
総檜造りで豪華な客殿、質素な造りの主屋、スイスの山小屋に憧れて建築した洋館、土蔵があります。
なお普通母屋と言う漢字表記を使うと思ったのですが、パンフレットなどには「主屋」となっていたのでそうしました。


藤井彦四郎は近江商人の三代目藤井善助の次男として生まれ、後に分家し藤井糸店を創業。
当時珍しかった人造絹糸や「小町糸」「スキー毛糸」の製造販売、積極的な海外視察など時代を敏感にとらえて一代で成功しました。
屋敷地には珍石、名木を配し、琵琶湖を模した池泉回遊式大庭園があります(約25mプール8個分)。
客殿・洋館は県指定文化財、庭園は市指定名勝、そのほかは国登録文化財に指定されています。

落ち着く床の間と花頭窓。


お庭に出てみました。
こちらも新緑が眩しくてきれいだった~

菖蒲と黄菖蒲が咲いていました。
もう時期なんですね飛び出すハート

カラーが咲いていました。
昨日載せた本の中にもカラーが咲いた写真があり、街中で植えているみたいです。

高台に登るとお屋敷が見えるし気持ちいいキラキラ



彦四郎がスクラップ同然だった船を1艘丸ごと購入し、船内に残っていたテーブルなどを展示したお部屋。

蓄音器がいくつも。
相当なお金持ちでしたね!!


在りし日の藤井彦四郎像。

藤井の名が入った法被。

スキー毛糸、もちろん知っていますよ照れ

主屋には、おトイレや浴室が。
洋式の便座は紫檀で出来ているそうです。

色んな看板が展示されていました。
収集していたのかな?
久留米餅って言うのが気になる~

この主屋は明治32(1899)年彦四郎24歳の時、義父(三代目善助)が本家の横裏に家屋を買い入れ住居に充てたものだそう。

いくつもの映画やドラマのロケ地となっている邸宅。
「わたしの幸せな結婚」と言う作品のロケ地ともなったそうで、出演した今田美桜さんのサインが飾ってありました。

掃除に使ったという大きいウチワにびっくりポーン

こちらのお屋敷を見学し終わった時点で次の電車まであと25分。
見学に30分掛かるほど見応えあるお屋敷でした。
今回行った3館の中でも一番見応えあるお屋敷だったので、そこまで時間がない場合はこの1館を見学するのでも良いかもです。