丹波篠山の城下町をぶらり楽しみました。
最後に寄ったのは丹波篠山城、2016年8月に行って以来6年振りでした。
その時は途中から雷雨になってしまって、街巡りを堪能出来なかったんですよね。
今回は曇ってきていましたが、雨ではなかったので良かったです。
まず向かったのは、南外堀に作られた南馬出。
現在も土塁が残っています。
ここには江戸時代、藩校振徳堂が建っていたそうです。
南外堀には夏、ハスが咲くそうです。
アカミミガメの被害に逢い何年も咲いていなかったそうですが、駆除をし、数年経ち再び咲くようになったとか。
篠山城は慶長14(1609)年、豊臣氏との戦いに備えて徳川家康により築城されました。
総奉行は池田輝政、縄張は藤堂高虎が担当し、20人もの西国大名を動員し6か月で完成した天下普請でした。
天下普請とは、江戸幕府が全国の諸大名に命令し行わせた土木工事のことをいい、実際にはお城普請だけでなく、安倍川や木曽川の治水工事などインフラ整備などの工事も含むそうです。
内堀沿いに残る天守台石垣。
実際には築城当時も天守は建てられず、台のみだったそうです。
大手門から入ります。
鉄門(くろがねもん)
大書院
大書院は慶長14(1609)年、篠山城築城とほぼ同時に二の丸に建てられた建物で、饗応や儀式に使われた建物だったそう。
明治維新になり廃城令が出た後も唯一残った建物でしたが昭和19(1944)年に焼失、平成12(2000)年に地元の多くの人々の願いにより復元されたそうです。
中にはジオラマや特殊な紙で作った甲冑、鬼瓦などが展示されていますが、前回観たので今回はスルー。
数々の映画や時代劇の撮影に使用されているそうです。
かつてここにあった御殿の間取りがわかるようになっていました。
この辺りは我が家からだと青春18きっぷを使っていく距離(金額)ではないので、日帰りでお出掛けしてきました。
今回、こちらの本を活用しました
最寄り駅にある本棚にあった本なのですが、普通のガイドブックには載っていない町の案内が掲載されているので、古い本ですが参考に読ませていただいています。
特に返さないといけない期限などもないので借りっぱなし(笑)