蒸し暑い関東です
台風が近づいてきているようですね…
早くも台風を気にしないといけない季節かと思うとうんざり
台風が接近している地域の方、お気を付けくださいね
滝山城跡へ
5/31のこと…前日、急に主人が行きたいと言った関東のお城巡りへ
ちょうど通勤ラッシュに当たってしまい
西国分寺駅から乗ったJR中央線で、かなり背中を捻じ曲げて立っていたので、腰を痛め
テンションダダ下がりの中八王子駅に着き、西東京バスで滝山城址下バス停へ向かいました
バスを降り、まずは八王子市加住(かすみ)市民センターへ
バス停から徒歩4分弱でしょうか
入り口を入ると、すぐに観光エリアマップが貼ってあります
加住地域に残る滝山城、高月城、根小屋城の3つの戦国時代の山城跡を総称し、滝山三城と呼んでいるそうです
今回は滝山城跡がお目当て、続日本100名城に選ばれています
スタンプもこちらに置いてあります
こちらでパンフレット類もゲット
滝山城の続日本100名城スタンプ
実はお城の中の丸にもスタンプがあるのですが、ネットでいろいろ検索していたら、そちらのスタンプは擦れて状態が悪いとの情報を主人がゲットしていたので、市民センターでスタンプを押しました
八王子加住市民センター
東京都八王子市加住町1-338
バス停のすぐ近くが滝山城跡入口になります
バス停が、左奥に小さく見えるのがわかりますかね
ちなみに先ほどの市民センター内にも自販機やおトイレがありますし、バス停すぐ横にファミリーマート、↑写真手前にローソンがあって、とても便利でした
山城と言え、東京にあるお城っていう感じの便利さ
うっすらと登坂…地味に足に来る
滝山城は北条氏康の三男・北条氏照の居城として知られています
多摩川や秋川を堀に利用した天然の要害で、関東随一の規模を誇ったそう
また木曽義仲の末裔である大石定重が1521年(永正18年)に築いたといわれますが、築城年については諸説あり
1569年(永禄12年)には小田原攻撃に向かう武田信玄の軍勢に攻められ、落城寸前にまで追い込まれたため、八王子城を築城し移転、廃城となっています
5分ほどで三の丸到着
三方を空堀に囲まれています
土塁があちこちに残っていました
かなり規模の大きいお城跡です
千畳敷
滝山城で一番広いところで、ベンチなどがあり、現在は休憩スポットのようになっていました
あちこちに案内板やパンフレットが置いてあって助かります
この手の案内板があっても汚かったり劣化しているとがっかりしますが、とてもきれい
中の丸に到着
木に隠れていますが、こちらに100名城スタンプが設置されています(擦れているらしいですが…)
多摩川が見えました
その奥は、東京都昭島市拝島町です
中の丸と本丸の間に掛かる木橋の上から
本丸へ
城跡碑が建っています
本丸には井戸跡も残っていました
中が確認できないくらい、深くて暗かった…
石積みになっているし、かなり古いものなんでしょうね
金毘羅社
石碑に由来が書いてありました
「国史跡滝山城本丸櫓台に鎮座する金比羅社は、今を去る二百年余り前天明(1781~)年代に滝村で造営されたと武蔵風土記に記載されています」とのこと
木橋の下から
当時の木橋はもうちょっと下に架けられていたそう
人工的に掘られた大堀切の上に架けられているが、大堀切はもっと深かったことが試堀でわかっているそうです
結構広い城跡ですが入れないところも多く、また、歩けるところは整備されているので歩きやすかった
大部分が東京都立公園滝山自然公園となっているので整備が行き届いており、ハイキング初心者にもいいかなと思います
また案内板が充実しているので、山城初心者にもいいですね
別名:武蔵滝山城
築城主:大石定重
築城開始・完了年:着工1521年(大永元年)
廃城:1569年(永禄12年)~1572年(元亀3年)頃
滝山城
東京都八王子市高月町
京王線八王子駅・JR八王子駅北口から戸吹行き・杏林大学行きバスで「滝山城址下」下車 徒歩約15分
この後は次の目的地へ向け、まずは八王子駅に戻りました
また記事にいたします