小松駅へ行った先日。
お祭りで賑わう駅前を抜け、芦城(ろじょう)公園に向かいました。
芦城公園は、加賀藩三代目藩主前田利常公が隠居としていた小松城の三の丸跡地だったところです。
利常没後は、加賀藩の支城として城番(城の守衛にあたった兵士)が置かれたそうです。
前田利常公像
撮影しようと、高台にある銅像に向かって進むと、蜘蛛の巣が顔に
最悪~
公園の中には池があり、赤い橋が掛かっていていい雰囲気。
ちょっとだけ紅葉している木も
芦城公園は桜の名所としても知られているそうです。
また、アヤメや藤も楽しめるそうです
公園で休憩した後は、ちょっと先の県立小松高校へ向かいました。
途中、本丸跡の碑が
高校の敷地内なので本来は入れないのですが、この碑の手前だけネットが大きくカットされていました。
撮影しやすいようにかな・・・うれしい配慮ですね
さらに奥に進むと天守台が残っていて、碑もちゃんと建っていました。
小松城は天正4(1576)年 、加賀一向一揆方の若林長門守により築城。
天正7(1579)年 に柴田勝家に攻められ落城した後は、村上義明が城主となったそうです。
金沢城の支城でありながら、その規模は金沢城の約2倍ほどで、難攻不落の要塞だったそう。
小松城
石川県小松市丸の内町
JR北陸本線小松駅から徒歩20分
芦城公園
石川県小松市丸の内公園町19
JR北陸本線小松駅から車で約5分 徒歩で約15分
小松駅に戻り、ランチにしました。
と言ってもお祭りをしているのですごい人だし、お店などは逆に閉まっているところも多い・・・
どうしようかなと思っていたら、駅の脇に小松うどんの幟が。
名物のようなので、食べてみることにしました
テーブルはたくさんあるのですが、イスはないので立ち食い方式です。
カップ麵に載っているような天ぷらトッピング。
カブッキーがデザインされたかまぼこがかわいい
でも暑い日で疲れも出たのか、食べている途中でくらくらと・・・
ちょっとした日射病だったようで、半分も食べれなかった
その後休憩して、復活
久しぶりにとっても暑い日だったし、引っ越しの疲れも出たのかも~
休憩して復活したので、帰りに主人が寄りたいと言っていたところに行ってみました。
小松駅から北陸本線に乗り3駅目、小舞子(こまいこ)駅で降りました。
駅から歩くこと10分くらい、ちょっと迷いつつ付いたのは呉竹文庫。
大正時代に旧北前船主の熊田氏によって創設された私設図書館で、保養の別邸だった建物だったそうです。
平成2年に再興し、博物館的な展示施設になっているそうです。
目的はこちらではないのですが
呉竹文庫の奥に、碑があります。
上杉・織田手取川の戦と書かれています。
ここはあの有名な、手取川の戦いの場でした
手取川の戦いは天正5年9月23日(1577年11月3日)、上杉謙信軍が織田信長軍を撃破した戦です。
手取川の戦いについてはこちら 手取川の戦い
呉竹文庫
〒 929−0217 白山市湊町ヨ146番地
開館時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、資料展示入替期間
館料および使用料 一般300円 団体200円
現在の手取川
石川の通称で呼ばれた時代もあり、郡名(石川郡)および県名の由来となっているそうです。
手取川の名の由来は、倶利伽羅峠の戦いのあと、平家軍を追う木曾義仲軍が増水して濁流となった川を渡るとき、多くの兵士が互いに手に手を取って流されないようにして渡ったことに由来するそうです。
先日松任城に行った時に白山市のマンホール蓋をアップしましたが、この日は旧石川郡美川町のマンホール蓋を発見しました。
白山市は2005年に松任市、石川郡の美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村の1市2町5村が新設合併して誕生した市です。
江戸時代に北前船の寄港地として賑わったことから、北前船がデザインされているマンホール蓋でした。
帆には、旧町章が入っています。
シンプルでわかりやすいマンホール蓋で素敵なデザインですね。