朝一で電話が鳴る
LABOをスタートさせてから
営業の電話が多いので閉口しているけど
午前中はランチの当日予約の電話もあるから
なるべく出るようしている
ただ、仕込み中だけは電話が取れないのでご勘弁を…
さて
今朝の電話、見たことがない番号だったから
恐る恐る出てみたら
「のぶちゃん!おはよう〜」
朝から誰やねん?
無愛想な声で
「どちらさま?」
と返すと
「タイシだよ〜!元気〜?今京都に向かってるんだけど、あと1時間で着くってナビが言ってるけど、のぶちゃんお店にいる?近くに行く用事があるから」
て
突然過ぎるだろ?w
タイシとはかれこれ5、6年会ってない
当時、横浜の大桟橋でキューバサンドのお店をやっていて
銀座でOKAMI Barをやっていた時に知り合った子
まだ20代後半、モデルもしたりしていて
優しいナイスガイという言葉がピッタリな
ハーフの男の子
時々遊びに来てくれてたけれど
京都に移ってからは連絡がたまに来るくらい
まぁ、来るって言うんじゃ
急いで行こう
まだパジャマだったからw
仕込みを始めてしばらく経つと
気付いたら
タイシがよく来ているみたいにお店に普通に入って来てw
彼のこういう懐にスッと入ってくる感じが
きっと年上に可愛がられるとこなんだろうな
タイシは若いのに
私と同じくらいの時に離婚していて
無一文になって大変だったとこまで知っているんだけど
そこから立ち直り、いや、立ち上がって
今山梨の北杜市にホテルを建設しているという
『その人の一日が幸せであるように』
を元に
他にも色々と経営していて
いつの間にか事業家になっていた
すごいなぁ〜
「タイシ、いくつになった?」
て聞いたら
「もう35歳だよ」
て
まだまだ人生これからだね
「無一文からでも
コツコツやっていると
いろんな人が助けてくれるの
いろんな人から仕事を紹介されて
気付いたらホテルやることになってたよ」
と楽しそうに話すタイシ
「のぶちゃん、山梨においでよ。一緒にやろうよ」
帰り際にそう言って笑ったけど
私はLABOを移転して安定させなきゃなのよ
「タイシのホテルが開業して
私も余力があったら
何か関われたらいいよね」
なんて
夢のような話をした
若い子のエネルギーってすごいなぁ
私も頑張らないかんな
朝から刺激をもらった日
ありがとうね