美味しいと感じるために健康であること | 京都の腸もみさん のぶこ女将

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銀座の女将が京都へ移り、京都で念願の腸もみサロン&腸活カフェ「腸活OKAMI LABO」を運営しています
腸のことや、食べ物のこと、そして日々の京都の暮らしまで紹介するブログです

今回の発酵の学校は


5月に申し込みが開始するその日を


春前から待ち


速攻で申し込みました




講義日程も決まっていたので


以前


「7月、東京行くけど東京にいる?」



古く長い付き合いになる友人に投げていたの




「東京にいるよ」




珍しくすぐに返事が来たのだけど


面倒くさがりで行き当たりばったりの私は




それっきり連絡しないでいたら



「今週来るの?来るならどっか予約するけど」




熱が出始めた頃に連絡があって



正直、


行けるかどうかわからないから



「行く予定〜」



とだけ返事




相変わらず愛想のない対応だけれど


この人だけは


完璧なシチュエーションを設定してくれるので


いつもありがたい






そんなこんなで


講義が終わった私は


冷え切って


眩暈なのか?フワフワしてしていて



講義の終わった教室から


さっさと退出した




一緒に講義を受けたタエコさんは


仕事があるということで


一足先に退出していた




彼女も寒いって言ってたけど


大丈夫だったかな、、、




とりあえず


地下鉄に乗り待ち合わせの恵比寿に向かった




駅に着いた私を


すぐにタクシーで拾ってくれて


長く通う西麻布の鮨屋さんへ




こちらが移転する前から


ずっと連れて来てもらっている気が知れた場所




私がお寿司が好きなのを知ってるから


美味しいものを食べさせてやろうと



いつもとびきりのコースをお願いしてくれている




大将と話をしながら


一品目


じゅんさいをいただく




一品目って


口に入れた瞬間に


胃の奥から


「あぁ、美味しい!もっと食べたい!!」


って


食に対する欲望が引き出されてくる


のが


普通なんだけれども




冷え切った私の身体は


胃腸は



もはや、何にも反応しなくなっていました




いつもの


繊細な奥行きのある出汁や


炙りの醸し出す香りと触感さえも



私の口の中も


そして食道を介し胃に届く過程も



全く、、、




段々と


詰まるようになってきたので




お寿司に入る前で


私はドロップアウト



シンコだけはシャリ極小でいただきました




せっかく用意してもらった食材は


全て友人が食べてくれました



スペシャルを用意してくれていたのに


万全でなかったのが申し訳なさ過ぎました…




そもそも


体調不良で


しばらくの間そうめんやそばとかを


柔らかく煮て食べていたところへ



マイナス50℃の拷問




そりゃ、胃腸の動きは止まりますよ


温かいお茶をいただこうが


優しいお出汁のお椀をいただこうが




もはや無理でした




早々とホテルに戻り


すぐにバスタブ一杯にお湯を張り


何回も何回も入りました




そうしているうちに


体調は少しずつ落ち着いてきて



明け方には


空腹を感じるまでに…




ところが


この空腹で低血糖?を起こしてしまったようで



早朝、動けなくなってしまいました




ちょっとだけ甘いものを口に含み


階下のラウンジで


朝食をいただく





食べるって


筋肉を使うのよね






ものすごくお腹が空いているのに


食べられない




何故だかやはり食が進まない




やっとの思いで


簡単に朝食を済ませて




新幹線で京都へ、、、





食べることが出来ないのが


本気でツラい





体調不良からの


マイナス50℃での冷え


からの


胃腸がストップ




身体って


どんな時でも


冷やしてはいけない




冷やすと


身体の筋肉は硬直し固まる




それは同じように内臓にも起きて


食欲が低下




挙げ句の果てに低血糖、、、





食べることが好き


美味しく食べられる幸せを


人一倍感じかながら生きている私にとって





やはり


冷えはいけない



そして健康でなければいけない



健康が全てなのだ



今回身に染みたのでした