広島県福山市の
鞆の浦(とものうら)へ行ってきました
 
風光明媚な歴史ある場所で
三度目の訪問です
 
今回は沼隈半島の南端にある
仙酔島へ行ってみようと
240円の乗船券を買いました
(帰りの船代は無料)
 
目の前に島が見えます
港の背後の高台には福禅寺の対潮楼があり
客殿でもてなしを受けた朝鮮通信使は
「日東第一形勝」と褒めたたえた風景です

 

 

渡船は「平成いろは丸」

坂本龍馬が長崎から出向し

瀬戸内海で紀州藩の船と衝突した船です

(当時は安行丸という名前だったそうです)

 

鞆の浦まで曳航途中で沈没しましたが

龍馬は紀州藩と賠償交渉を行い

結果を有利に導きました・・

(このことが暗殺につながったとか岩崎財閥のもとになったとか推測があるようです)

 

実際の4割ほどの小さい船ですが

黒塗りの三本マストは実物を再現したとか

 

 

船内です

 

 

港の正面の島にお堂がみえますが

実はこれは弁天島という

仙酔島とは300mほど離れた別の島

 

一般にはいけないそうで

 お堂は弁財天をまつる福寿堂です

 

とっても綺麗な風景で

カメラマンさんたちが競って撮っておられました

 

 

船は

5分ほどで仙酔島へ到着です

 

島は周囲5、6km

仙酔岩体とよばれる

火山活動で形成された流紋岩質凝灰岩からなり

最高地点は中央の大弥山(標高159m)

 

ハイキングもできるのですが

土砂崩れで行けない道もあり

国民宿舎が建替え中で

海水浴場も今年は開かれないようです

 

 

美しい遊歩道です

 

 

これが流紋岩質凝灰岩でしょうか

 

 

渡船の時間は1時間に3本ほどなので

早めに港(はしけ)に戻ると

6人ほどが集まっていました

 

まもなく渡船が到着

再び5分船旅して

鞆の浦の街並みへ戻りました(続く)