竹原市内を歩きました
 
案内図に礒宮八幡神社の裏手の山に
鎮海山城跡とありました

 

 
調べると
能島の村上武吉の城とわかりびっくり
(小説『海賊の娘』の父)
 
村上武吉は
能島・来島・因島の三島村上氏の宗家にあたり
毛利元就の厳島合戦や
織田信長に対抗する木津川口の戦いなどで活躍
しかし天正13年(1585)
小早川隆景に攻められ能島城を明け渡し
その後この竹原の地が与えられ
築いたのが鎮海山城
 
近くには
浦宗勝の賀儀城跡(かぎじょう)もあり
竹原は海の交通の要衝だったことがわかります
(浦宗勝は能美宗勝とも言い小早川側)
 
さて鎮海山城跡の麓には
「道の駅たけはら」があり
ここで少し休憩しました
 
いしじみかんは小粒ですが
美味しいと評判の高級みかん
300円とはお安い!
 

 

ところで少し前後しますが

先にJR竹原駅に行ってみましたが

駅員さんが見当たらず

このゲートみたいなのは?

 

ここは呉線が通る駅です

呉線は海岸線を通り

山陽本線から海田市駅で分岐して

三原駅で再び山陽本線に戻ります

 

 

竹原はかつて北前船で栄えた街なので

街並みに豊かさのなごりは残っていますが

ちょっと意外な感じでした

 

 

駅近くには
三井金属リサイクル株式会社の大きな工場
 
「熔鉱炉と貴金属回収工程、錫・アンチモン回収工程の組み合わせにより、多種多様なリサイクル原料から有価金属の回収を行っています。また、溶融キルン工場では、廃基板等からの貴金属や銅の回収を行う」とのこと(HPより)
 
この後で竹原の古い街並みを歩いてみました