東広島市豊栄町乃美にある
本宮八幡神社へ行きました
空に映える朱色の大鳥居です
参道はこんもりとした森に続いていて
社叢は県の天然記念物だそうです
神門が見えてきました
少し色あせた朱色の社殿に
歴史を感じます
もともと高田郡坂村(現・安芸高田市向原町)との境にある宮ヶ峠から移築し、乃美・別府・鍛冶屋・清武・安宿5村の総氏神としたのが始まり(東広島市HP)
永正16年(1519)
領主の乃美隆興が社殿を再興とあります
乃美隆興は
もともと沼田小早川の分家筋
乃美の地に所領を持ち乃美と名乗ったと・・
この乃美隆興の娘か妹は
乃美大方といい
毛利元就の継室となり
四男・少輔四郎(穂井田元清)、七男・少輔六郎(天野元政)、九男・才菊丸(毛利秀包)をもうけました(wikiより)
四男の穂井田元清の子である毛利秀元は
嫡子のいなかった毛利輝元の養嗣子に入りますが
輝元に秀就が生まれたので廃嫡となり
新たに長府藩を立藩します
長府(下関市)は今でも
美しい武家屋敷の残る街です
ところで乃美と言えば
数ヶ月前に行った
忠海の賀儀城はの主人は乃美宗勝
調べたら
宗勝の父の賢勝は乃美隆興といとこの関係
こんなところで繋がるとは思いませんでした
ここは立派な神社です
大きな絵馬殿もあり
県重文の紙本墨書大般若経(600巻)など
数多くの文化財を所有しています
乃美はおもしろいところでした