広島県安佐北区可部町

可部は「かべ」と読みます

広島市街の三角州を形成する川は太田川
その太田川の中流にある町です

太古はこの辺りまで海が広がり
古代には、半島からの入植者が多くいた辛科(からしな)だったことが地名の由来ではないかとも---

承久の乱の跡には
熊谷直実の子孫が、可部上原に高松城を築城し城下町となりましたが、武田氏、毛利氏と主君を変え
天正15年に広島へ移った為に廃城---

中世には、広島市内とつながる雲石街道が、石見街道と出雲街道とに分岐する町であり
また太田川の上流まで遡っていた水運が、船の大型化により上流まで航行できなくなり、中流の可部が貨物の集積地の川湊となり栄えました

そんなことで先日の雨の日
『可部街道』と呼ばれる
古い街並みをドライブしました

かしわや入江さん
元は呉服屋さんで今は喫茶や展示が主
ミニコンサートやお花教室やイベントもあるようです


可部貯蓄銀行と書かれた基壇?
胡神社もありました

ここは道路が直角に折れ曲がっています

古い街道は、道路幅がそのままのところが多いですが、ここも例にもれず
それなのに車はけっこうスピード上げて
途切れなく走り抜けて行きます

国道の迂回路のようです


可部夢街道はコミュニティ広場


うだつのあがる古家は
それほど多くありませんが
かつての繁栄を感じます


可部へプチドライブでした