尾道の国道2号線を西へ歩きました
しばらく頭上よりやや高い位置にある山陽本線の高架と並走して歩き
宝土寺の踏切の石段を上がって線路を越え 再び山側の坂道へ
目的は前に来た時に見つけられなかった
一宮神社(いっきゅうじんじゃ・吉備津彦神社)へ行きたかったからです
宝土寺の山門をくぐって
左手を見ると小さな鳥居がありました
あれあれ---前にもここを歩いているのですが どこを見ていたのでしょうか---前は鳥居の存在に気がつかなかったようです
鳥居の奥の本殿に参拝したら
とっても人懐っこい猫がずーっとついてきます
ところでこの一宮神社はベッチャー祭りが有名
HPによると『今から約200年前の江戸時代後期、1807年(文化4年)、尾道に疫病が流行した折、時の奉行 南部藤左衛門(なんぶとうざえもん)が各寺社に病魔退散のお祓いを命じました。当 吉備津彦神社(一宮神社)においても三日二夜のお祓いを行い、その修祓(しゅばつ)の日、ベタ(武悪)・ソバ(大蛇)・ショーキー(天狗)の三面の鬼神と獅子頭を先導に、神輿(みこし)が街に繰り出したのが、ベッチャーの始まりと伝えられております。』
ベッチャーというのはベタ(武悪)の尾道弁のようです
神社から再び坂道を降りて
商店街へ行ってみると一宮神社のお旅所があってベッチャー祭りの御神輿やお面がありました
大事なお祭りのようです
商店街には旧尾道商業会議所が記念館になっていて
今は尾道の刀剣についての展示がされていて
やさしい感じの男性が説明してくださいました
刀だけでなく鍛冶屋が尾道に栄えたのも
船の四つ錨など需要があったからとのこと
尾道は奥が深い町です
商店街を少してくてく
ここは蒲鉾やさん
鰻の寝床のような喫茶店
お酒屋さん
最後に海辺の住吉神社へお参りして
尾道散歩を終えました
あ そうだ
尾道は駅近くに空き家が多いのですが
それを上手に改造し店舗にしている若者が多いことでも知られています
明日はそれをご紹介します